虎馬の話その一 着信音VIVA!!強力下位打線

2007年01月28日

虎馬の話その二 せっかち 



前回のあらすじ。

ひょんな事から某大物の付き人として付くことになった19歳の河津は日々無給の生活に追われ精神的に参ってたのであった。大物からの電話は地獄へのお誘い。逆らいたくても逆らえない、物申したくても申せない。社長と平、殿と家来、監督と選手、おすぎとピーコ、SとM、そんな関係だから言われるがまま。

詳細は虎馬その一を。


トラウマと言う事で、そんな大物からの電話が嫌で嫌でしょうがなく、携帯が鳴るのが嫌いになった。

そして今日はその流れで電話の話です。

当時大物にマネージャーがいまして、この方も大物に負けず劣らずヤクザなお方。リーゼントに口髭。マネージャーやる前は役者をやっておりまして、ヤクザもののVシネとかでたまに見かけたりする。チンピラのチョイ役しか貰えずにやめたらしいんだけども。

さてこのマネージャーがまたまたクセがある方で、

「スーパーせっかち」そして「言いたがり」な人。

ハンパじゃないくらいせっかち。

電話に出ないもんなら、出るまで鳴らし続けてます。「何で出ないんだよー」「いつでも出れるようにしとけよ。」「絶対出ろ」

お前は俺の恋人か?と。


そりゃ出れるときは出ますが、バイト中とか出れるわけねーじゃんね!
まぁ絶対口答えなんかできませんでしたが・・・・。

そして、とにかく電話が長い。

グチグチグチグチと色々言いたがるわけですよ。

俺が失敗とかしてたら、もう大変。説教がグチグチ続くとです。

当時住んでたトコは部屋が電波状況が悪く、電話が鳴ったらダッシュで表に出て話してたとですが、いつまでたっても部屋に帰れませんでした。


他にも、マネージャーから「○○を駅まで送って行け!」とかがありまして、

現場から駅まで某グラビア系の方を車で送ったことがあったとですが、

たしか現場と駅が10分くらいの距離だったと思います。


駅まで着き○○さんを降ろし、現場に戻ろうとした時に携帯がなりました。

マネージャーから。

マ「今どこだよ?」

俺「今ちょうど駅で降ろしたので戻るとこです」

マ「わかった、急げよ。」

俺「はい」   
       ・・・・プツン・・・・


~2分後~  Purururururu・・・・・・・・・


俺「はい」

マ「まだかよ?」

俺「はい?」

マ「まだ着かねーのか?急げっつたろ?」

俺「はい・・・急いでますけど・・・」

マ「早くしろよ」 ・・・プツン・・・・


・・・・・・・結局10分の間に5回くらい電話あったよ。


お前駅からどれくらいあるか知ってるだろ?と。

まったく何をそんなに生急いでんのかしら?


俺も結構せっかちな方かなと自覚してますが、ここまでだと異常でしたね。

異常なんでちょいと待たせたりとか
(いや本当は待たせてないんだけどね。言われた通りに送ってって戻ってきたりとかなんだし、買出しを言われて全速力で買って戻ってきたりしてたんだから。)
すると、言いたがりなので延々と話をされるわけですよ。

大物がいると2人でなにやら色々と楽しそうに話すんで、被害がくる回数が減っていいとばってん、いないときの車中とかはもう俺、神様はいないんだと悟ってたね。


もちろん相手にもよるとですが、彼のおかげで長電話ってものにも最上級の苦痛を感じるようになりました。多分人一倍電話で話すのも好きではない。あとグチグチと話が長いのも苦手(これは誰でもか?)


グチグチと



俺がだいぶ書いちゃったな!!

まぁ~いいか、昨日思い出したら吐き出してみたくなったのだ。


次回の予定は『虎馬の話その参 ~酒癖~』   つづく

at 22:30│Comments(0) 雑記 

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